水域にて

2017/11/15

うー

また銀行の窓口さんと険悪な会話を交わしてしまった・・・・

いや べつにけんかしようとおもっていろいろ聞いているわけじゃないのに

「・・・それはわたくしにはお答えしかねます上のものを呼びましょうか」

などと、言ってほしいわけでもないのに。

いろいろな疑問をたずねているので ふつうに お答えしていただければ いいのに・・・

言質をとられまいと必死なのは 医療職だって変わらないのかしら、きっときっとそうじゃないのにね、不正確であることさえ正確に、ちゃんと告げること、なのに。わたしそんなに意地悪じゃない、ただそれはどういう意味合いのことなのか、ってたずねているだけ、なのに。

水が上から落ちてくる。

銀行の空気がだめなんだろう、わたし。

一瞬にして監視され評価されからみとられる、あっちじゃなくてこっちの人間だと、暗黙のうちに分かれている、ああ、銀行はもっと無愛想になればよい、ちゃんとあっちとこっちをわけて鉄格子でもはめれば良いのだろう。お客さんは強盗を含んでいるという仮定のもとに、安全第一、屈強な銀行員ばかりになればよいのだろうと思う。

窓口さんとわたしの会話はお互いが違う傾斜を持って、わたしが垂直に投げた言葉、彼女は上から下に砂をさらさら落とすみたいに声を投げかけて、わたしのタマはよゆうで避けられ、ああ、会話のベクトルがねじれの位置だ・・・・・、傾斜のある水域、違う生物の雄たけび・・・。

帰り道、改札口には若い駅員、ジャケットを脱いだ白い名そでシャツが乱反射してまぶしかった。川べりを歩むグースの群れ。水際で憩う白鳥の群れ。敵はどこにいるんだ、敵が来たぞ、人間にはけっして聞こえない周波数を体感する駅員の群れ。

ひとしい高さの地平で、けっして分かり合えないものが、ここにも。